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成形不良


ウェルドライン


特徴
  • 2つ以上のフローフロント(流動先端部)が会合した場所に発生する、Vノッチ状の糸状の細い線状痕。
  • インサートや格子、あるいは多点ゲートの場合には必ず発生。
 
樹脂によるもの
金型によるもの
成形品の形状によるもの
成形機によるもの
原因
  • 穴(格子、丸穴、角穴)
  • 肉厚差(偏肉)
  • 流動性(粘度)
  • 金型温度
  • ゲート(点数、位置)
  • ガスベント
    (方式、位置)
  • 冷却配管
    (金型温度分布)
  • 性能(精度、応答性)
  • 射出、可塑化
対策

理論的な解決法がないため、 出来る限り最小に止める、あるいは商品面から側面に移すなど工夫が必要です。 また素人目には割れと見誤る事があります。 製品仕様上、応力集中が伴う部位には強度的な問題誘発する可能性があるため、同様に事前対策を講じておく必要があります。


ウエルドラインを軽減させる為の成形条件


  • 樹脂温度  … 高く
  • 金型温度  … 高く
  • 射出速度  … 遅く
    1. ※ 速度を速くすると目立たなくなるが(深さは減少)長さは増加する傾向にある。
  • 保持圧力  … 高く
    1. ※ ウェルドのVノッチの圧縮効果により目立ちが減少

【検証】ウェルドラインの軽減に最も寄与する金型温度の効果

写真:延性破壊 写真:延性破壊 破壊面
通常成形
金型温度 40℃
ウエルド部(中央)
幅:約10μm  深さ:約120μm
高速ヒート&クール成形
金型温度 100℃
ウェルド部(中央)
肉眼では見えない

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